2005年 06月 30日
佐々木睦朗展 |
これは建築なのだろうか?
構造家佐々木睦朗氏の展覧会を見た率直な印象です。
(i氏がオープニングパーティに行ってきて、お勧め!とのことで見てきました。)
決して否定的な意味合いではなく、あぁ、見たことがない形、体験したことのない空間だ、と思ったのです。
仙台メディアテークの衝撃を超えて、建築はこんなところまできているんだな、と改めて感じました。
構造家が建築家を選ぶ時代である。という言葉も聞きます。
丹下健三がかの構造家と組まなければ実現しなかったシェル構造の素晴らしい建築の数々。
そして今、さらに、進化した構造家と建築家の関係があるように思われます。
難しいことは分かりませんが、この自由で有機的な形が、進化論的構造最適化手法などを用い、新しい建築構造の創造を試みていることから生まれているというのは、実感することができました。
計画中のi氏のオフィスも構造家のy氏にアドバイスをいただいています。
構造を補強しつつ、古い構造を生かすためのセンスの良いアイディアに助けられています。
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ギャラリー間の、撮影自由はいいですよね。後から買うカタログではイメージが違うのです。ギャラリーに限らずなんで?っていうとこが撮影禁止で悲しくなる時があります。
by itoyukosekkei
| 2005-06-30 08:08
| いろいろ